Lesson 14

お口の中の乾燥とそのケア方法について

唾液にはいろいろな働きがあり、唾液の分泌量が減ると様々な影響があります。

  • 虫歯や歯肉炎の発症
  • 舌や唇の粘膜の痛み
  • 食物がのみこみにくくなる
  • 舌が汚れやすくなる
  • 口臭
  • 味覚の鈍化 など…。

年齢が高くなるにつれ乾燥感をもつ方が増えてきます。

☆唾液の分泌量を増やすために…。

①よく噛むことで分泌を促進!

→食事の際、ゆっくり噛むことで唾液の分泌が促進されます。
シュガーレスガムなども効果的です。

②マッサージ

→頬や唾液腺をマッサージすることで分泌をうながします。
方法:手のひらを頬におき、指先を耳の下、親指の付け根あたりを 顎下あたりにあて、刺激しながら円をかくようにマッサージします。それぞれ10秒間行い出た唾液を飲み込んでおわりです。

③湿潤材を利用

→口の中を潤す作用のあるジェルを使用します。指や歯ブラシにジェルを1㎝ほど
取り出し、全体に塗っていきます。その後しばらくおいてからジェルを吐き出します。

☆唾液の分泌量が少なくなる病気もありますので気になる方は相談してみて下さい。