顎関節症とは次の症状のうちのいくつかが顎にあらわれる症状をいいます。
①食事の時や、あくび、普通に口を開けるだけでポキッ、ガクッと音がする。
②口を開けたり閉じたりすると痛みを感じる。
③以前より口が開きにくくなった。
物を噛むときに顎を動かす筋肉や関節部分の骨の異常からくるもので、ストレスや、心因性を含め原因は複雑ですが、噛み合わせが悪くて筋肉や関節に負担をかけ、それから耐えられなくなって症状が起こるようです。
〇原因・進み方
顎の使い方が悪くて発症したものは悪い使い方をする限り、症状は進み重症化します。
身体の不調が原因の場合は、体調と同時に顎の症状も変化します。
口の中に原因がある場合は、歯の治療や喪失・痛みなどによって顎の使い方が変わり、顎関節に影響を与える事があります。
〇治療法
現在の症状を引き起こすような原因が残っている場合は、まず、これをやめることが必須です。正しい姿勢で正しく咀嚼することを学び、全身の健康に気を付けることが治療の出発点です。