Lesson 37

舌のトレーニング

舌には正しい位置があります

  • 舌の先が上の前歯についている。
  • 舌の広い部分が上顎に軽くつけている。
この位置に持ってこないと舌が広がり「低位舌」という状態になります。「低位舌」だと筋肉のバランスがくずれ、上顎がせなくなり歯並びが悪くなります。 また、顎の位置もかわり、気道がせまくなり口呼吸になり唇が空きっぱなしに。 正しい位置に戻すことによって歯ならびが安定し矯正後も戻りにくくなり顎が正しく成長します。気道も広くなり呼吸が楽になります。

トレーニング(ガムトレーニング)

ガムトレーニングで、こんなことができます。
  • 舌の機能のチェック
  • 片噛みの矯正
  • 舌の動きをよくする
  • 舌の筋肉をつける
  • 飲み込みの訓練
ガムトレーニング手順
  1. ボール状に舌の上で丸める。
  2. ガムを左右の歯で均等に嚙む。どちらかが噛みにくい場合は、噛みにくい方で練習しましょう。
  3. 舌の中央にガムをのせ、そのまま顎の中央に「ぎゅー」っと3秒間押しつける。そして円形にうすく広げる。一回で行うこと。
  4. 舌でガムを上顎に押しつけたまま「ごっくん」と唾を飲み込む。正しい飲み込みの時はガムはうまく喉に向かって三角形に流れます。
これができない場合は舌の機能が足りません。他のトレーニング方法もあるので気になるようならご相談ください。